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頭痛と薬

    頭痛とは?

    頭痛薬には種類があり、それによって使える薬も変わってきます。
    また複数の型を併発する場合もあります。

    1. 片頭痛
      市販のロキソニンなどで軽減する場合もあります。片頭痛専用の薬がありますが処方箋がないと使えません。医療機関を受診してください。
      頭の片側もしくは両側ともズキズキと痛みます。両側が痛むから片頭痛じゃない、は間違いです。
      この頭痛は一定の期間をおいて繰り返します。
      脈打つような痛みで、体を動かすと痛みがひどくなり、吐き気をともなったり、音や光に敏感になります。
      20~40代の女性多いです。
    2. 群発頭痛
      片頭痛のように専用の薬はありません。
      激しい痛みが片側の目の奥に起こります。
      涙が出て、目が充血し、鼻水がでるなどの症状を伴います
      多くの場合、年に1~2回、期間は1~2ヶ月、毎日のように激しい頭痛が繰り返し起こります。
    3. 緊張型頭痛
      市販のロキソニンやイブ、タイレノール(成分:アセトアミノフェン)などが効きます。
      肩や首すじのこりとともに、頭が締め付けられるような痛み。
      毎日のようにおこる頭痛ですが、それほど強い痛みではなく、仕事や日常生活ができなくなるようなことはありません。
      ストレスも原因となります。

    薬の選び方

    頭痛に使われる市販薬の多くはロキソニンやイブなどNSAIDsと分類されるものかアセトアミノフェンに分類されます。
    両者の違いは、前者は抗炎症作用があり、炎症が原因の痛みにも効く。後者は抗炎症作用は無く痛み止めの作用しかない。
    また前者は胃への負担が大きいことや、妊娠中や妊娠を希望している女性には使いにくいが、後者(アセトアミノフェン)は胃が弱い人、妊娠中でも比較的安全に使えるなどのメリットがあります。

    また前述した通り、片頭痛専用の薬は市販ではありません。市販の頭痛薬が効かなければ受診しましょう。

     

     

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